原爆の絵

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資料詳細

識別コード NG247-01
絵の内容 ピカッと光りドーンと音がして砂煙が舞い上がり、気がつくと自分は土の中に下半身が埋もれていた。
作者名(カナ) 砂田 房子(スナダ フサコ)
作者名(英語) Fusako Sunada
当時の年齢 19歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6
情景場所 小網町
情景場所旧町名 小網町
情景場所現町名 小網町
爆心地からの距離 900m
ブロック別 十日市・中広地区
作者の説明 **絵の中
(1.)ピカッ
(2.)ドーン
早く早く逃げよう

助けてー 誰か来てー
よし助けてやるぞー
ヒヒーン
助けてー
**別紙
昭和20年8月6日 被爆地小網町より
(1)
当時軍需工場であった祇園の三菱精機製作所に務めていた。会社より建物疎開の手伝いに他の人達と一緒に出る。小網町に着いて作業着に着替えて外に出ると作業の手順の説明があり、防空頭巾をかぶり、瓦を2、3枚手に持った時に「ピカッ」と光った。何の光だろうかと思う間もなく「ドーン」と大きな音がして、身近に居る人も見えない位の砂煙が舞い上り、「ガラ、ガラ、ドーン」と大きな音がして建物の倒れる音、爆発音があちこちから聞えて来た。私は爆弾を落されたと思った。「助けてー、助けてー」「痛いよー、痛いよー」と言う声が八方から聞えて来た。友達が走り寄って来た。丁度私達の傍に大きな柱があったので光が当たらなかったのだと思う。
砂田房子
(2)
はっと気づいた時には、私は爆風のために土の中に下半身が埋もれていた。友達が傍で「早く逃げないと死んでしまうよ」と言ったが、自分の力では脱け出せなかった。「助けてー、誰か来てー」と大声でさけんだ。男の人が来てくれて土を取りのぞいてくれた。やっと土の中から出ることが出来た。幸い衣服も破れて居らず、ヤケド、ケガもしていなかった。友達も何ともなっていなかった。すぐ傍の土の中から「助けてー、助けてー」と言う声が聞えた。友達と2人で土を取りのぞいて助けた。男か女かわからなかった。馬の泣き声も聞えていたが、私達2人の力ではどうすることも出来なくて「ごめんね」と言って立ち去った。私を助けてくれた人はもうそこらにはいなかった。あれ程たくさんいた人たちも砂煙の中では見えなかった。
友達が手をつないでくれた。
サイズ(cm) 45.5×53
展示の説明文
展示の説明文(英語)

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